全国修学旅行研究協会(全修協、岩瀨正司理事長)は7月26日、東京の学士会館で第36回「全国修学旅行研究大会」(観光経済新聞社など後援)を開いた。「中高一貫6年間を見通した修学旅行」をテーマに品川女子学院中等部高等部(東京都)の仙田直人校長、「これからの修学旅行の在り方」をテーマに文化庁の坪田知広参事官(前文部科学省児童生徒課長)が講演した。
仙田校長は「能動的に人生を設計できる力を養う」カリキュラムの一環で、自然体験や海外での修学旅行、起業体験プログラムを実践している自校の事例を紹介。中学校から高校まで段階に応じて系統的な学習を行ったり、中学3年次と高校1年次の間の春休み期間も学習に利用したりするなど、中高一貫の学校ならではの利点を強調した。
仙田氏の講演